大学の定期が最後だったので、折角なので道草を食ってきました。
学部生の頃に一時期、よく篠栗で降りては八十八ヶ所巡り的なとこを巡ってました。
別に仏教とか仏像がどうとかでもなんでもなく、手頃な距離間隔で比較的個性のあるポイントが点在するのでぶらぶら歩くにはちょうどいいのです。
てことで天気もいいので、その頃に、一番印象深かった場所にもういちど行こうと思い立って行ってきました。
行くは鬱蒼とした森の中、ちょっとしたトレッキングな感じです。
ひたすらに森。横を小川が流れてるのでせせらぎとか聞きながら。
学部生の頃なぜにここに来たのかはよく覚えてないのですが、
まぁよく途中で飽きて引き返さなかったなと思うくらいの森の中。
椿が綺麗だったり、水面が綺麗だったり。ケセランパサランひろったり(違)。
気持ちいい程快晴で、ぽかぽか陽気なのはいいんだけど、
なにぶん大学の道草という体なので荷物にノートPCとか詰めてきてしまって若干どころでなく邪魔。電気がなければただの箱とはよく言ったもので、3Kgの重りと同じ。
で、しばらく歩くと山道にこんな感じで石仏がぽつぽつと。
苔生しててなんというか普通の山道ではない感がたっぷり。
そんなこんなで、だらだらと鬱蒼とした森をひたすら進んでいくと、
その一番奥の、少し開けたところに小さな滝があるのですが、
それがこんな感じ。
写真で伝わりにくいけど、不気味なくらい緑の中に映える赤のコントラスト。
それまでがひたすら森だったのもあいまって、
なんというか漂う異空間っぷりがすごい。
演出的には「森→森→石仏→森→森→森→赤!!」みたいな。
はじめて来た時はあっけにとられた、
なんというか異空間としか言いようがない感じ。
んでまた、ここ、正規の八十八ヶ所にはカウントされてないので地図にのってなかったりして来る人も少なくて、まさに隠れた秘境。
んで、ひとしきり異空間っぷりを堪能したら、
近くの「陶花」ってとこで、まったり昼食、ここも隠れた名店。
きもち高いけど、うまいんだ。
めんどうになってきたので、ま、詳細は、flickrでも参照ってことで。
なんだかんだで10時に家を出て、大学に着いたのが18時ちう、盛大すぎる道草でした。